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2020年03月

コロナウイルス感染拡大止まらず、高まる不安と困惑 子ども達に現状を伝えることで安心感を【非常事態における子ども達の心のケア】

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 コロナウイルスの猛威は留まることを知らず、WHOによる「パンデミック事態宣言」もあり、世界的にその動向が注目され、困惑と混乱が高まっています。日本においても「緊急事態宣言」が本日(令和2年3月14日)から発令可能となる法案が令和2年3月13日に可決され、有事の際には総理の権限で発令が可能とされる事態になっています。

 緊急事態宣言に関しては直ちに発令するものではないとしていますが、国民の不安を解消できるのか、十分な説明があるのか14日の午後からの総理の発言に注目したいですね。

 そして、こんな事態だからこそ、子ども達に「今いったい何が起きているのか?これから何をしたら良いのか」を伝える必要があると個人的に考えています。家庭と保育施設、そして報道の中でも子ども達に現状をしっかりと伝えていくことは、子ども達の心のケアをしていく中でもとても重要であるからです。

 今回は何故、こんな大人でも混乱をする非常事態に、子ども達に先行きの見えない現状を伝えていく必要があるのか、個人的な見解を解説していきます。


☆コンテンツ

はじめに
ボクもワタシも不安だよ・・・?

理解させることではなく、「伝える」そのことに意義がある

感染症予防の徹底と冷静で柔軟な対応を取ろう

まとめ:少し肩の力を抜いて生活を



はじめに

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 まず初めに簡単に「コロナウイルス」、「パンデミック(世界的感染拡大)」、「非常事態宣言」について簡単に説明をしていきます。各項目の最後に専門機関による記事を添付しますので、必ず目を通す様にしてください。

 難しい言葉も多いかもしれませんが正確な情報に目を通すことは、他でもないあなた自身と大切な家族を守る為に必要な努力ですよ。

<新型コロナウイルス=COVIDー19とは?>

 
「新型コロナウイルス=COVID-19」とは、これまで普通に存在していた風邪を引き起こすウイルスの一種であるコロナウイルス4種(動物に感染する2種もある)に該当しない型の新種のコロナウイルスのことを指します。

 症状としては軽度では風邪の様な症状と倦怠感や呼吸器症状が主なようです。感染経路は飛沫感染と接触感染であるとされており、一部で糞便感染も疑われているようですが、空気感染は(2020/03/14/7:45)現時点では確認されていません。

 重症化しやすいのは主に高齢者と基礎疾患を抱えている方と言われており、重症患者の中で死亡例も少ない割合で見られますが、無症状で根治する人も多くいるようです。当初は子どもへの感染はありませんでしたが、保育施設での感染例も公表され始めています。

 感染予防としては基本的な感染症対策を徹底することと、密閉空間や飛沫のかかる2m以内の距離で感染が疑われる人と長時間過ごすことがないようにすることが言われています。その他、詳細情報は厚生労働省が発表している記事をご覧ください。





<パンデミック(世界的感染拡大)状態とは?>

 
WHO(世界保健機関)が「コロナウイルスはパンデミック状態にある」 と公表しました。しかしパンデミックとはなんでしょうか?ニュースでも繰り返し取り上げられることから、何かとても大変なことが起きていることは想像ができるけれど正確にはどういった状態なのか?というと。

 一部地域のみで猛威を振るっていた感染症、今回の場合には中国武漢市が発祥とされていますが、中国国内から感染が広まり近隣のアジア各国に広まりました。その中に日本も入っていましたね。これらはまだ一部地域で猛威を振るっていた状態となります。しかし、インフラの整備された世界が繋がったグローバルな環境ではアジアのみに留めることは叶わず、世界各国へと感染が広まってしまいました。

 この世界各国で(大部分の地域にまたがって)感染拡大をしてしまった状態をパンデミック(世界的感染拡大)状態と呼びます。

 また、WHOが「コロナウイルスはパンデミック状態にある」 と世界的に報じた意味は「もうコロナウイルスは他人事じゃないよ。世界の各国で十分に警戒をして対策をして事態の鎮静化を皆で力を合わせてしていきましょうね」 という警告、啓発の意味が込められているのです。




<緊急事態宣言とは?>

 
2020/03/14ついに日本で「緊急事態宣言」が発令される可能性がある程の事態になってしまいました。これもまたパンデミックと同じで、何だか漠然と凄く大変なことが起きているに違いない!と感じても、詳細は分からない方が多いと思います。筆者もこの記事を書くにあたって色々な記事や資料を読みました。

 かいつまんで解説をすると、緊急事態宣言は過去に新型インフルエンザが国内流行した際にも発令されたことがあるもので、議会での改正法の承認を経て必要に応じて総理大臣が発令させることができる緊急措置という位置づけのようです。

 緊急事態宣言が発令された場合には、指定された地域の地区町村、自治体の責任者によって「保育園の休園・学校の休校要請や指示」、「外出の自粛要請」、「学校やイベント会場など大衆が集う空間の使用制限」、「医療施設や建造物・土地などを所有者の許可なく使用することができる」、「マスクなど医療品の制限」などがあげられるようです。

 しかし、緊急事態宣言そのものが今すぐに発令されるということではないようです。ですが、もしもの時に発令できないと結果として経済的にも人的にも甚大な損害が出る可能性があるので、いつでも発令ができるようにした。というのが3月13日の改正法案の可決ということになります。

 また、緊急事態宣言が発令されたからと言って、上記に例としてあげた措置が一気に全て行われるわけではなく必要に応じて、段階的に行われたり限定的に行われることになるそうです。政府としても緊急事態宣言は積極策ではなく、本当に大変なことが起こった後で慌てたり、更に後手に回ってしまって取り返しのつかない事態にならないように備えて置くということが主な目的だと説明しています。





ボクもワタシも不安だよ・・・?

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 子ども達は社会的にとても弱い存在です。これは「幼い子どもを蔑視しているわけではなく、生物学的な発達過程にある中で周りの大人の援助が生きていく為に必要不可欠である」ということを指しています。

 では、そんな子ども達が不安になる時と言うのはどういった時でしょうか?結論から書くと「信頼している大人が不安を抱えている時や悲しそうな顔をしているのを見た時」です。


 幼い子ども達は「コロナウイルスの猛威」や「国家非常事態宣言」のことを話しても分からないから、下手に現状を伝えることによって余計な不安を生むのではないか?そう思う方も多いでしょう。

 確かにそのリスクは多分にあると思います。また十分な説明をすることができたとしても、個々の子ども達の受け取り方によっても様々な影響が考えられるでしょう。ですが、だからといって、そうしたリスクを恐れて事実を隠すことが果たして子ども達の本当の安心につながるのでしょうか?筆者はそうではないのではないか?と思っています。


 大好きなママやパパ、信頼している先生たちが不安な顔をしている。内容は分からない難しい言葉で話をしているけれど、何だか哀しそうな顔で話している時があるし、ボク、ワタシの事を見て悲しそうにしている時があるなぁ。

 そうした雰囲気を感じ取る子ども達は本当に「黙することで安心できている」と言えるのでしょうか?現状が伝えられないことの不安、信頼する大人達が混乱しているのを目の当たりにする不安というのは、時として感染症の恐怖や生活が止む無く変化するという現状を知ることよりも恐ろしい時があるのではないかと思います。



「自然に振舞う」ことは不自然に見えるもの


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 子ども達は大人が思っている以上に、大人達のことをよく見ています。それは本能的に自分たちが弱いことを知っていて、周りの大人の動向を常に察知することが必要だからです。

 国家的な、世界的な非常事態にあることで大人は未来を予期して不安を募らせます。子ども達にはそれを悟られないように振舞おう。そう決意している方もいるかもしれませんが、恐らくこんな事態に普通に平常時の様に振舞える人がいたとしたら、それは現状を理解していないだけの軽率な行動を取ってしまっているか。もしくはドラマの撮影現場の俳優さん達並に稽古をして、気を張り詰めて演技をし続けるかのどちらかではないかと思います。

 つまり、ここまでの事態になり自然を振舞おうとすることはもうすでに不自然なのです。だからと言って、自然を振舞おうとすることを否定したいわけではありません。むしろ、私たち大人のセルフコントロールの面からしても、ただ不安にかられ困惑するよりも、普段の様に振舞うことを意識して生活することが必要であることは間違いないでしょう。

 「こんな時だから、なるべくいつもの様に生活をしよう」、「たまには息抜きに外に出たり、買い物をしたり、お出かけをしよう」 こうした心がけは本当に大切です。張りつめ過ぎて疲弊してしまっては生活もままなりませんし、それこそ今回の主訴である子ども達の心のケアなんてできたものではありませんからね。

 なので、皆さんは是非これまで通りに「自然に振舞うこと」を継続していってください。その上で、不安や焦燥というものは観察力の優れた子ども達に隠し通すことは不可能だということも、同時に自覚しておくことが大事なのかなと思っています。

 お子さんはもうすでに、私たち大人の様子を見て変だな?と疑問を感じているかもしれません。卒園式や卒業式の延期や中止、休校措置などで異変を感じ取り不安になってしまっているお子さんも少なくはないでしょう。そんなお子さんに対して、私たち大人ができることは、「今がどういう時期で、何が不安で、これからどうしていこうと思っているのか」 を正直に伝えてあげることなのではないかと考えています。

 漠然とした不安や疑問というものは恐ろしいものです。私たち大人でさえコロナウイルスはいつ終息するのか?この事態の影響を受けて経済は、社会はうまく回ることができるのか?そんな先行きの見えない不安に恐怖を感じています。子ども達は今、そんな大人よりも多くの疑問と不安を抱えたままでいるのではないでしょうか?





理解させることではなく、「伝える」そのことに意義がある

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 では、具体的に子ども達にどのようにして伝えていけば良いのか?ということについて考えていきましょう。RyU先生は個人的には、お子さんの年齢にもよりますが、現状を全て理解する必要はないと思っています。ですが、できる限り詳しく話をしてあげることが重要なのは疑う余地もありませんね。

 例えばですが、コロナウイルスの対策や、労働環境ひいては生活環境が変化することについて伝えるとしたら下記のような形でしょうか。

 今は怖い病気がたくさんいるからマスクを正し付け方でしようね。手洗いうがいをすれば、ばい菌はやっつけられるから一緒にしよう。おやつやご飯の前には消毒をしてお腹にばい菌が入らないようにしようね。

 ママとパパはお仕事をお家ですることになったから、お家に居ても遊んだりお話しできない時間もあるけど淋しくないからね。保育園の時間が少し長くなったり、土曜日も保育園に行くことになるかもしれないけれど、本当は一緒に居たいんだよ。ママとパパも不安でね、たまに怖い顔で話をしていることがあるかもしれないけれど、ママもパパも嫌いになったわけじゃなくてママもパパも〇〇も家族がみんな笑っていられるようにお話をしているだけだから心配しないでね。


 あくまでも、これらは一例に過ぎません。各家庭によって環境そのものに差があることと思いますし、お子さんの年齢や性格などによっても伝え方の工夫があるかと思います。そうした部分と言うのはきっと筆者よりもママやパパの方がずっと、お子さんに分かりやすく伝えるコツを知ってらっしゃるかと思いますので工夫して伝えてあげてください。

 大切なのはお子さんの分かる言葉で、今ある問題点や不安な事を正直に伝え、どのようにしすれば安心できるのかを一緒に伝えてあげることです。
 

高学年や中高生には正しい知識を

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 小さいお子さんであれば先に挙げた例のように簡潔な言葉で、大人の気持ちなども含めながら伝えることで安心することもあるかと思います。  

 ただし、小学校の高学年であったり、中高生であれば正しい知識を持つことが必要だと思考えています。その理由は、大人の手を離れお子さんが自分で行動を選択できる年齢にあるからです。感染のリスクも知らないまま、対策もせずに友達と遊ぶことはもう許されない年齢ということですね。

 なので、この
不自由な環境の中でも選択できる自由な行動の中で、他人に迷惑をかけずに自分も感染症にかかるリスクを抑えることができるようにしていかなくてはなりません。それには正しい知識を伝える必要があります。

 そうは言っても明確な情報がないと伝えるのも難しいじゃないか?TVでも曖昧なことを言っていたり、専門家によって見解が違っていたり、政府の発言や要請もころころと変わる。何を伝えれば良いのか分からない!という方も安心してください。

 次に紹介する3つのポイントを意識することで、移り変わる情勢や感染症の情報なども踏まえた上でお子さんにその時において正しい情報を伝えることができます



正しい情報を伝える3つのポイント

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 次に紹介する3つのポイントを意識して話をすることで、その時において正しいとされる情報をうまく子ども達に伝えることができると思います。しかし、いくら親が真面目に話そうと思っても反抗期などにあると難しいこともあるかもしれませんが、タイミングを見計らい家族全員で会議をするなど環境を整えることで、真剣な態度で話をすることができるのではないかと思います。

<正しい情報を伝える3つのポイント>

1.学校からの配布物を一緒に確認する
2.情報番組を一緒に見る
3.情報を取捨選択する大切さを伝える

 この3つのポイントを意識して伝えることで、子ども達は事の重大さをより理解することができますし、その場において正しい情報を得ることができます。それでは、それぞれを詳しく解説していきたいと思います。

1.学校からの配布物を一緒に確認する
 
一斉休校が実施されお子さんはもうすでに春休みに入っている家庭も多いですね。恐らくそうした家庭には学校から「沢山の宿題」と、「休みの期間にどのように過ごす必要があるか?についての配布物」があったのではないかと思います。

 そうした休みの期間にどのようなことについて気を付けると良いのかをお子さんと一緒に確認をしてください。学校側としても緊急的な措置であったとはいえ、感染症対策についてや、不要不急の外出の自粛を求める旨や、子ども達が自由になることでの危険性などについて資料をまとめていることでしょう。

 どんなに子ども達のことを思って作られた資料も、読まれずに知識や心構えとして子ども達に届かなければ意味がありません。また、資料のまとめ方によっては子ども達では正しく読み解くことが出来ない場合も多くあると思います。そうした部分の補足をしていきながら、休みの間の過ごし方等についても家族でしっかりと確認をしておくと良いでしょう。

2.情報番組を一緒に見る
 
 
情報番組の利点はなによりも最新の正確な情報が手に入ることにあります。

 今や子ども達もスマホを持っていて様々な媒体で情報を手に入れることができます。それらが正しい情報ばかりであれば何ら問題はないのですが、子ども達の目に付きやすいSNSなどに置いては間違った情報を良かれと思って拡散してしまう人がいたり、悪質な場合には冗談半分で不正な情報を拡散しようとする人が少なからずいます。そして、それらの情報は悲しいかな拡散されやすく、子ども達の目に入りやすいというのが現状です。

 そうした情報に惑わされないように、間違った知識で子ども達の健康を害するリスクを高めてしまわない為に親子で、家族でコロナウイルスについてや、今の日本の状況などについて分かりやすく説明をしてくれている情報番組を一緒に見るようにしましょう。


3.情報を取捨選択する大切さを伝える

 2.でも触れましたが、今はとても手軽に様々な情報を手に入れることができる時代です。冗談でなく、お子さんの方がそうした媒体について詳しいことの方が多いと言い切れます。

 しかしそうした中には、間違った情報や悪質な悪戯も多々あるということを子ども達も理解しなければなりませんし、目に留まった情報を鵜呑みにしてしまうことでのリスクを子ども達が知っていないくては身を守ることができないのです。

 そこで必要になるのは「情報を取捨選択する」ということになります。誰かが悪戯で「〇〇が買い占めされてる!」、「××っていう薬がコロナウイルスを死滅させるらしい、今ならまだ出回ってないから安く買えるぞ!」など、どれだけ拡散されているものでも「本当の話かな?」、「なんかこれって危険なものなんじゃないかな?」 と一度落ち着いて考えてみることの大切さを伝えましょう。

 もし、ママやパパが聞いても反応が薄い場合には「コロナのことが心配で・・・何か新しい情報とか知ってる?」 と聞いて、そこででてきた情報を大人が確認をしていく。というのも一つのやり方かもしれません。

 何にせよ、顔が分からない、素性が分からない人間の発信した情報に関してはまず疑うことが大切です。

 極端なことを言ってしまうと、この記事を書いているのがRyU先生という確証も本来はないわけです。そしてyoutubeで顔を出して「男性保育士です」 と公言しているからといって、本当に「保育士資格」を有しているのかどうかなんて確かめようがありませんよね。無論、僕は「保育士資格」を有していますし、恥ずかしながら顔を出して手遊びを公開していますし、一記事書くのに何時間も費やして書いているのはRyU先生ということに違いはないのでそこは信頼の部分になってきますが。そこまで疑うことも時には必要なのです。

 筆者の場合には引用や添付記事は公的機関のものか病院や各種専門施設に掲載されている記事のみと決めています。例えば個人の医師がブログに書いた情報は使いません、その人が本当に医師なのか確かめる術が僕にはなく、もしも万が一嘘の情報だった時に責任を負うことができないからです。

 と、そのくらい今は匿名性が強くなり、有益な情報もあれば、どうでもいい無益な情報、悪意のある間違った情報が手を伸ばせば溢れるほどに手に入る時代なのだという事。子ども達は大人よりもずっとそうした多くの媒体を駆使していることを改めて肝に銘じて、家族で情報の取捨選択について考える時間を作って欲しいと思います。



感染症予防の徹底と冷静で柔軟な対応を取ろう

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 ここまでで現状に関する知識や理解深めてきました。では最後に、それらを踏まえたうえでこれから事態が鎮静化するまでの間どのように過ごせばよいのかについて考えていきたいと思います。

これまで通り「感染症予防」の徹底を続けましょう

 なんだか目まぐるしく情勢が変わっていっていますし、政府の緊急事態宣言だなんて大業なことも話題に上る様になってきていますが、とりあえず目下のところは普通に過ごしましょう。とはいえ、感染症の対策は徹底することは当面の間は続ける必要があります。

 インフルエンザもそうですが新型コロナウイルスもあくまでも数多くある感染症の内の一つであることに違いはありません。最高の予防策は「基本的な感染症対策」を徹底することにあります。基本的な感染症対策については以下の記事で詳しく触れていますので合わせてご覧ください。




冷静に柔軟な対応を心がけましょう

 今、見通しの立たない不安な状況から皆が必要以上に敏感になってしまっています。SNSでトイレットペーパーが在庫切れだと騒がれれば、早ければ当日に遅くてもその週内には近くのスーパーからトイレットペーパーが品切れになる。とても冷静な判断ができている状態とは言えませんね。

 他の買い占めなどについても今一度考えてもらいたい事柄です。確かに生活必需品や予防グッズなどが品切れというのはとても不安なことです。だからと言って、自分だけが安心できるように買い占めるというのは理性ある行動ではありませんよね?スーパーやドラッグストアが「品切れです申し訳ありません」と啓示をしレジではクレームに対応する、これってすごく気持ち悪いなと個人的に思ってます。お店も店員さんも、製造をしてくれている方々も何も悪くないのに、不安な気持ちを他人にぶつける、すごく気分が悪いです。

 最近では公園で昼に遊んでいる子どもを見かけると通報をする近隣住民がいるなどとして話題にのぼりましたが、戸外では室内よりも感染のリスクは低い場合が多いとされていますし、「遊び盛りの子ども達に1月以上も外に出て遊ぶな」なんて発言が、現状をしっかりと把握している人の口から出てくるとは思えません。間違った情報や思い込みで他者の権利を損なったり、元気に遊ぶことで成長する子ども達の発達を止め権利などないんですよ。

 ただしこれも今現在の状況の話に過ぎません。もしこの先ウイルスが更に重症化したり感染力が強まるような変異をした場合には緊急事態宣言の中で「外出の自粛」が求められることもあるのかもしれません。その時には子ども達の生命を守る為に外で遊んでいる子に家に帰る様に伝える必要が出てくる場合も想定できないわけではありません。

 なので、皆が不安で怖くて混乱しているんです。過度に敏感になってしまっているのは皆同じです。子ども達も自由に遊ぶことが出来ず、楽しい友達とも会えずにストレスがたまっているでしょう。そんな時だからこそ、冷静に、そして柔軟に判断をして行動をしていく必要があるのではないかと思います。


まとめ:少し肩の力を抜いて生活を

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 さてかなり長い文章となりましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。コロナウイルスの影響は残念なことにまだしばらくは続くようですね。もう、これにかんしては感染症が原因なので個々の人ができるのは感染予防をして健康に過ごすことに尽きるのかなと思っています。

 その上でお子さんを様々な問題から守る為に、正確な情報を手に入れる努力を惜しまないようにしましょう。そして、得た情報を家族でかりと共有をしてください。子ども達も何かが起きていることは感じています。その不安を和らげる為にも説明をして心配ないよと言ってあげてください。

 それではこれまで通り感染症対策を徹底しながら、自分が得た情報は正しいのか冷静に判断をして過ごしましょう。時には息抜きも必要です。張り詰めたままでいたらきっと生活そのものが苦しくなっちゃいますから。

 それでは、皆でコロナウイルスに立ち向かっていきましょう。では、また学ぼうね!

あひるらいん
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保育士が教える効果抜群な「絵本の読み方3つのコツ」 【cozre掲載記事】

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 今日はcozre様で連載をしていた際に扱った記事の中から「保育士が教える効果抜群な「絵本の読み方3つのコツ」を紹介します。



 絵本の読み方にも個性があり、どれも良いものだと思います。ですが、「子どもに読み聞かせる」という点においては、聞きやすい、聞きにくいということがあります。この記事では子ども達が聞きやすい、物語に入りやすい読み方を紹介しています。

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COZRE様では2年ほど連載させて頂き、54のテーマで記事を掲載して頂いていますので、他の記事も是非目を通してみてくださいね!


 では、また学ぼうね!




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